30歳で妊娠に至るまで。28歳から不妊治療を始めました。
28歳で結婚しました。
子供はそれほど欲しいわけではなかったけど、
産むのであれば早い方がいいと思っていました。
1つ不安だったのはホルモンバランスが悪くて
生理が2か月に1回ほどしか来ないこと。
不妊になるんじゃないかと思っていました。
そこで1年後友人に紹介してもらった
銀座ウィメンズクリニックを受診。
ここは古いけれども清潔で
会社から近くて予約制でもなかったので
早退して通っていました。
待ち時間も外に出られるし、
何より倉沢先生が優しくて私の話を
よく聞いてくれるのが良かったです。
こちらでタイミング法を試し、
その後人工授精を3回ほどしました。
私の生理不順が問題だと思っていたら、
夫も精子の数が少なく、かつ運動率が悪いということが
判明したので夫婦そろって検査することをお勧めします。
人工授精とは女性の排卵時期を狙って
精子を人工的に子宮に戻すというもの。
1回2万円とそれほど高くないので
挑戦してみましたが、5~6回試してもうまくいかなかったら
それ以降の受精率は頭打ちだということを知ったので、
3~4回試してやめました。
大変だったのは夫の精液を朝カップに詰め、
冷めないように人肌温度に温めて病院まで
持っていく必要があるということ。
冷めると精子は死んでしまうんです。
そして疲れている夫を朝起こして
カップを渡すのも嫌だった。
元々夫の方が子供を持つことに積極的だったので
頼めばやってくれましたが、
何せ妊娠について勉強しないので
いちいち説明して精子を温めるのも
私の役目というのが嫌でした。
自分のものなら自分でやれ、という気分。
一向に妊娠しないので
体外受精に挑戦したほうがいいのでは、
と考え始めたのです。